辛いこと、悲しいこと、ショックなことがあったときのための積極的傾聴。
辛く、悲しく、ショックなこと

とても、辛いことがあった。
とても、悲しいことがあった。
とても、ショックなことがあった。
何もかも手につかない。
先のことも考えることもできないし、今のことも考えることができない。
ただ、涙だけが、ずっと流れていく。
どうしたら立ち直れるだろう。
どうしたら元に戻れるだろう。
自分の生活は自分で支えなくてはならない。
あせりばかりが募り、不安で不安で仕方がない。
強すぎる感情の到来

辛い、悲しい、ショックな出来事。
それによって、身体の中には大きな感情が生まれている。
台風のように、濁流のように、強烈な感情は、自分一人で受け止めることが難しい。
ただ、自分の身体の一部から切り離し、遠ざけて、遠くから眺めることぐらいしかできない。
ちょっとした感情の場合は、それでなんとか誤魔化せるかもしれないが、強烈な感情の場合は、それでは難しい。
元気でいられるわけがない
自分のエネルギーの一部が、強烈な感情にすがたを変え、それが自分から切り離されている状態。
そんな状態で、いつも通り元気でいられるわけがない。
だからといって、たった1人で、その強烈な感情に向き合い、受け入れることだって厳しい。
どうやっていいかわからないし、こわすぎる。
人間一人で挑むには、その感情は強すぎる。
そんなどうにもならない感情が生まれてしまうこともある。
感情は言葉に宿る

強い感情は言葉に宿る。
その感情に宿った言葉を声にして、外に出すことができれば、再び自分のエネルギーとして迎えることができるようになる。
こわいのは、声になるその瞬間だけ。
一度声になってしまえば、あとは滝のようにエネルギーが流れ、循環する。
だけど、なかなかその自分の感情に宿った言葉を声にすることに時間がかかることがある。
一筋縄ではいかない
強すぎる感情は、自分がそれをこわがっていることさえ自覚できなくなってしまうこともある。
遠ざけたままにして、すっかり忘れてしまうこともある。
だけど、どれだけ綺麗に忘れても、切り離された感情エネルギーは、なくなってはくれない。
もう一度、1つになることを身体の奥で、ただただ静かにまっている。
身体の不調は、自分自身でとらえきれない感情が、「まだここにいるよ。」と教えてくれているのかもしれない。
声にすることで、出会う

ともかく、ともかく声にすること。
今の自分のところをじっくり、ゆっくり声にしていけば、どこかで、その強烈な感情の言葉に繋がっていけるかもしれない。
それは、全然関係ないところから始まってかまわない。
なかなかたどり着けなくてもかまなわい。
それは、出会いみたいなものなんだ。
自分の意思を超えてくる、出会い。
自分の感情と出会う、そんな感覚。
ただただ、語り続けていくうちに、いつかきっと出会う。
そんな感覚なんだ。
離れ離れになってしまった、強すぎる感情と出会うことができれば、グッと戻る元気もあるし、良くなる体調もあるだろう。
気が済むまで声にしてみませんか
気が済むまで声にしてみませんか。
今声にできるところ、できるところまで。
誰かのためにではなく、ただ自分のために、声にしてみませんか。
自分の力ではなく、言葉に誘われるままに、言葉の力に頼って語ってみませんか。
あなたの大事な感情と出会うために。
語ってみませんか

ショックなことがあって、身体の調子が悪くなっている人のための黒田明彦の電話積極的傾聴
60分 3000円(通話料金はかかりません。)
まずは、ただ、あなたのところを語ってみませんか。
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