気分が晴れないのって嫌ですよね。その理由が仕事から来ているとしたら一大事です。
仕事は自分の経済生活を支えるための、大事なもの。
今回は仕事が嫌でしょうがなくて、気分が晴れない時、気分を変える方法について書いてみます。
仕事で気分が晴れない理由あれこれ

まずは仕事が嫌で気分が晴れない理由をあれこれ考えてみますね。
仕事の人間関係が嫌で気分が晴れない
単純に人見知りであったり、とても繊細な気質だったりすると、仕事での人間関係が苦痛になってしまうことがあります。
上司との人間関係、同僚との人間関係、後輩との人間関係。
自分の目の前にある作業以上に、周りの人の関係や動向が気になってしまったら、気が気じゃないですよね。
仕事が終わって、やっと一人になった瞬間、ドッと疲れが押し寄せてくるなんてことも。
また明日、あの場所であの人たちと一緒に働かなくてはならないと思うと気分がどんより曇ってきてしまいます。
できれば行きたくない。だけどそれでは、生活していけない。
気分は晴れてくれません。
仕事の評価が気になって気分が晴れない
自分の仕事の評価が気になって気になって気分が晴れないということもあります。
周りの人は活躍しているように見える。だけど、自分はそうでもないような気がしてしまう・・・。
自分はこの仕事で評価されているのだろうかと、とても心配になってしまうこともあるでしょう。
もっと頑張って評価されなければならないのではないか?と次第に気分も追い詰められていきます。
もう、結構頑張っているような気もするけど、もっともっと頑張らないといけないのかもしれない。
そんな風に考えていると、どんどん気持ちが重くなってしまいますね。
仕事への指摘、監視の目が気になって気持ちが晴れない
働き始め、まだ仕事に慣れない時は、上司や先輩からいちいち仕事を細かくチェックされます。
優しく教えてくれればいいのですが、ピシッと冷たく指摘をされてしまうときもあるでしょう。
なんだか、どんどん確認や質問を事前にするのも気持ちが重くて億劫になってしまいますね。
そして、また厳しくチェックされての悪循環。
どんどん自分の仕事を監視されているような気分になってきてしまうかもしれません。
不自由だ。信用されていない。気持ちはそんなふうに重くなっていって、晴れません。
仕事にやりがいを感じずに気持ちが晴れない
仕事は問題なくこなせていても、そして、仕事の人間関係がぼちぼち順調であっても、今の自分の仕事にやりがいを感じていなければ、仕事をしていて気持ちが晴れないでしょう。
今の自分のやっていることに疑問を持ち、もっと他に自分に合った仕事があるんじゃないかと悩みだす。
しかし、いくら悩んでも答えはでません。
明日もまた、生活の為だけに仕事に行かなくてはならないとなったら、気持ちはなかなか晴れるものでもないでしょう。
仕事が忙しすぎて気分が晴れない
仕事によっては、そもそも忙しすぎるということもあるかもしれません。
もう、朝から晩までずっとずっと働き詰め、家に帰ってもお風呂に入って寝るだけ。
もう、歯を磨くのすらめんどくさいと感じる日もあるかもしれません。
そんな毎日を続けていたら、気分も晴れるものでもないでしょう。
仕事でミスをしてしまって気分が晴れない
働いていれば、ミスをしてしまうこともあります。
自分でカバーすることができる小さなミスなら問題はありませんが、会社に迷惑をかけてしまうような大きなミスだってときにはやってしまうこともあるでしょう。
いろんな人に頭を下げ、いろんな人に頭を下げてもらう。そんなことになったら、それは気分は晴れないでしょう。
体調不良で気分が晴れない
単純な体調不良で気分が晴れないこともあります。
疲れがたまっている、風邪をひいた、そんなときでも仕事を休めないという人はたくさんいます。
体調が悪いのに仕事を頑張り、悪化して、さらにひどい思いをするなんてこともあります。
あらためて、気分が晴れないことは、身体からの大事なサインでもあることを理解することはとても大事なことですね。
仕事で気分が晴れないときに気分を変える方法

上記のように、仕事で気分が晴れなくなってしまう理由はたくさんあります。これらは、なかなか一筋縄ではいかない理由ばかりです。
しかし、体調が悪いときはどうしようもありませんが、ちょっとの工夫で、今ここの気分を変えることができるときがあります。
いつも完璧に上手くいくわけではありませんが、試してみてください。
情報を絞る、目の前のことに集中して気分を変える
気分が晴れない時は、目の前の仕事や状況とは関係のない人間関係や、仕事環境のことを考えている時も多いです。
余計なことを考えるのをやめて、目の前の仕事に集中しましょう。
家に帰ってからも、明日の仕事のことや、仕事場での人間関係のことを思い描くのはやめて、美味しいご飯と、温かいお風呂のこと、そして気持ちの良い布団のこと・・・。
今、身体が受けている心地よい刺激のほうに意識を向けましょう。
人間は、苦しい時こそ、苦しいイメージを手放しにくいです。
今、目の前にあることに意識を向けることで、気分を変えましょう。
明日のことは、明日の自分にまかせてしまいましょう。
自分を愛する言葉を唱えて気分を変える
世の中にはいろいろな祈りや暗示の類はあると思いますが、自分に向かって、愛の言葉を向け続けるというのが、結構気分を変えるのに役立ちます。
仕事では、散々な扱いを受けていたとしても、自分の価値は下がったりなんてしません。
それを忘れないように、自分で自分に向かって、愛の言葉、ねぎらいの言葉、優しい言葉をかけ続けてあげましょう。
3日坊主で終わることなく、自分へ愛の言葉を贈ることを習慣化することが大事です。
どんなときも、自分が自分を一番愛せていれば、なんだかなんとかなるような気がしてくるものですよ。
運動をして気分を変える
ただでさえ、仕事でグッタリ疲れているのに、運動なんて・・・と思う人も多いかもしれません。
しかし、単純に運動はパチッと気分が変わるきっかけになりやすいです。
科学的に、脳の機能的にもそうなっているみたいですね。
じっくりゆっくり有酸素運動をするのもいいみたいですが、わりとさっくりと5分ぐらいで出来る筋トレをやるだけでも、気分は変わります。
落ち着いてやれるのは、家でしょうが、その気になれば、通勤時、退勤時や、職場でもできるはず。
気分を変えたいときには筋トレをやる!と頭に擦りこんでおくと、いつの間にか、ムキムキのカッコいい身体を手に入れることができるかもしれません。
生活習慣病も予防もできるかもしれないし、いいかもしれないですよ。
自分を責めるのをやめることで気分を変える
繊細で敏感な人などは特にそうなのですが、辛いときに、他の人や環境を責めるよりも、自分自身を責める方が楽だという人がいます。
嫌なことがあったとき、それは自分が○○だからだ、と常に自分の特徴やコンプレックスのせいにしてしまうんですね。
これをやっていると、本当に気分が晴れません。
常に周りのせいにしている人も迷惑ですが、いつも自分のせいにして、自分を責めてしまうのは、自分がかわいそうじゃないですか。
「あ、自分を責めているな」と気が付いたら、根性入れて、その自分を責める言葉をとめましょう。
不思議な後ろ髪ひかれる感があるかもしれませんが、負けないように、ピタッと言葉を止めましょう。
それだけで、気分は少し変わるものです。
上司・同僚に相談することで気分を変える
上司や同僚が頼れる人なら、自分の気分の晴れなさを相談してみるのもいい手です。
なんだかんだ人間は、愚痴ったり、感情を吐き出すことができると気分が変わります。
深刻な状況になってしまう前に、人に悩みや憂いを打ち明けておくことは大事なことです。
一人で思い込んでしまっても、あまり良い方に転がることはありません。
ただし、相談する相手はしっかり選びましょう。
気分を変えるために、話をしたのに、否定されたり、無碍にされたりして、さらに気分が晴れなくなったということもあり得る話ですから。
恋愛をすることで気分を変える
あと、これは奥の手ですが、恋愛をするというのも大きく気分を変えるのに役立ちます。
やっぱり人間、恋をしていると、どこかウキウキしているものです。
個人的に人生を振り返ってみると、仕事が充実していたときは、いつもそれなりに恋愛していた時だなと思います。
あなたの気分をバラ色に変えてくれる恋愛が、明日にでも始まるといいですね。
仕事で気分が晴れないときは転職も視野にいれる

それでもやっぱり気分が変わらない時は、転職も考えましょう。
気分が晴れないまま、仕事を頑張り続けてしまうと、心も身体も深刻なダメージを蓄積してしまうかもしれません。
仕事の環境が原因で気分が晴れないのであれば、その原因を根元から断つというのも手です。
転職には非常に大きなエネルギーを使いますが、あなた自身を守るための最善の手であるという場合もあることを覚えておいてくださいね。
仕事で気分が晴れないとき気分を変える方法・おわりに

仕事は、人生において、とても長い時間、そして長い期間あなたに関わるものです。
どんな仕事で、どのような条件で働くかということはとても大事なことです。そしてその条件は、強い意志さえあれば、自分で選べるということ、忘れないでくださいね。
あなたの気分が少しでも晴れますように。