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感受性が鈍いってどういうこと?感受性が鈍いメリットデメリットの比較

感受性_鈍い_メリット_デメリット

世間ではHSPという言葉が急速的に認知されています。

お笑い芸人のロンドンブーツの淳さんなども、HSPであることをカミングアウトして話題になっていますね。

HSPとはハイリーセンシティブパーソンという言葉の頭文字をとった言葉で、その特徴の一つに、感受性の鋭さがあげられます。

物事に非常に敏感に、そして大きく反応してしまうんですね。それは、HSPの人の生きづらさのひとつです。

しかし、世の中には、その逆の人もいます。

いわゆる感受性が鈍い人です。

今回の記事は感受性が鈍い人について考えてみます。

そもそも感受性ってなに?

感受性ってなに?
感受性とは?

刺激に対して興奮しやすい性質を感受性という。

感受性が鋭い人は、どんな刺激にも敏感に大きく反応してしまうし、感受性が鈍い人は、どんな刺激にも、反応が小さいということになりますね。

感受性が鈍いデメリット

感受性が鈍い_デメリット

感受性が鈍いと、社会の中で生活していくときに、どんな影響があるでしょうか。

感受性が鈍いことのメリットデメリットについて考えてみましょう。

感受性が鈍いと危険の察知がおそい

感受性が鈍い人のデメリットには、危険の察知が遅いということがあります。

感受性の鋭い人は、とにかく刺激に敏感なので、自分に対して影響力のあるものを瞬時に見極め、それに対応しようとします。

しかし、感受性の鈍い人は、細かな刺激に対する反応が鈍いぶん、自分に危険が迫っていることに気づくのが遅くなりがちです。

大変なことになってしまってから、自分は危険な状態だったのだ、と気が付くこともあるでしょう。

逆に自ら危ないことをすることで、自分の感覚を確かめたがる人もいます。

敏感な人が見たら、目を覆いたくなるようなことをやってしまう人っていますよね。

感受性が鈍いと他人の感情に寄り添うのが難しい

感受性が鈍い人は、普通の人よりも刺激に鈍感なので、普通の人が悲しんだり、心を痛めたりしている場面でも、全く反応していないこともあります。

ですから、なかなか他人に共感することができません

意図しない態度や言葉で、大事な人を傷つけてしまったということもあるのではないでしょうか。

共感とは、感情の共鳴のようなものであり、ときに人の心を癒すものです。

自分の大事な人が、心を痛めているとき、その心に寄り添ってあげられないどころか、気づくこともできないかもしれないことは、デメリットと言えるでしょう。

感受性が鈍いと何かと感動が少なめ

感受性の鈍い人は、基本的に感動自体が少なめです。

皆が熱狂している音楽を聞いても、あまり感動がこないし、素晴らしい芸術を鑑賞しても、心に何も湧いてこないかもしれません。

さまざまな場面で、ひょうひょうとしてしまえることは、ときに人に冷たい印象を与え、つまらない人間だという評価をされてしまうかもしれません。

何か嬉しいこと、楽しいことがあったときも、人は共感してほしいものですからね。

感受性が鈍いと空気がよめない

感受性が鈍く、あらゆる刺激に対して反応が鈍いということは、いちいち周りと違うリアクションになってしまうかもしれません。

皆と同じことが良いこととされる文化が強い日本では、そういう周りと違う反応に対し、空気がよめないという評価がくだされてしまうかもしれません。

感覚が近いもの同士というのは「言わなくてもわかる」という感じで、いろいろな確認を省略しながら共同作業していることが多々あります。

感受性が鈍いと、そのペースについていけずに困惑してしまうことがあるかもしれません。

感受性が鈍いメリット

感受性が鈍い_メリット

感受性が鈍いことにはメリットもあります。感受性が鋭い人は、感受性が鈍い人をうらやましく思う部分もあります。ないものねだりですね。

感受性が鈍いとストレスに強い

感受性が鈍いということは、様々な刺激に対し、反応が少ないと言うことなので、感じるストレスも弱くなります。

感受性が鈍いということは、言い換えれば刺激に対する強さということにもなりますので、人が強いストレスを感じる場面で、いつも通り行動ができるなど、頼れる存在になることもあります。

他の人ができないような、大きなストレスがかかるような仕事もこなすことができるとしたら、メリットですね。

感受性が鈍いと不安になりにくい

感受性が鈍いと、不安にもなりにくいです。

さまざまな刺激の影響力が小さいので、余計なことも頭に浮かばず、シンプルな思考で生きていくことができます。

心が痛むということも少なくなるので、心も身体も疲れにくいというところもあるかもしれません。

感受性が鈍いと環境の変化を受けにくい

感受性が鈍いと、環境の変化を受けにくいというメリットもあります。

そもそもどこにいても、どんな刺激に対しても、それに対する身体の反応が小さいので、あまり気になりません。

場所を選ばず、常に安定した活躍をすることができるというのは、感受性が鈍い人の強みですね。

感受性が鈍いと冷静な判断をすることができる

感受性が鈍いということは、周囲の状況や、周りの雰囲気に関係なしに、理知的で冷静な判断ができるということです。

ときにはそういう冷たい判断が、他人を救うこともあります。

感受性が鋭い人の場合は、いろんな刺激から、さまざまな危険をキャッチしますので、危機回避能力は高いですが、心配しすぎて何も動き出せないということもあります。

感受性が鈍い人は、データや、事実だけを冷静に見て判断をすることができます。

おそれによって、行動が制限されにくいのはメリットですね。

感受性が鈍い人の世渡り術

感受性_鈍い_世渡り術

感受性が鈍い人は刺激に対する反応が鈍いので、他人が自分とは違う反応ばかりをしていて、生きづらさを感じることもあるかもしれません。

しかし、感覚的にわからないものは、どうしようもないので、すべてデータで覚えてしまいましょう

  • こういうとき、こんな動揺する人は多いようだ。
  • 共感はできないが、こういう場面の時は、人は怒ることが多いようだ。

などなど、全ての出来事をパターンで覚えていってしまいましょう。

要は、周りの人にとって不快と感じられるような行動が減ればいいのです。

日々観察しながら、データを取ってみてください。

結構おもしろいかもしれませんよ。

感受性が鈍い人メリットデメリットまとめ

感受性が鈍い_メリットデメリット_まとめ

感受性が鈍くても、鋭くても、結局平均から遠ざかれば遠ざかるほど生きづらくなります

代えられない自分の特徴を理解し、気持ちよく生きていけるような工夫をしましょう。

あなたも、私も、二人といない、かけがえのない人間なのですから。

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