光のいのり

私を愛したい

【一緒に】本当の自分がわからないということを深々と考えてみよう

本当の自分がわからない

本当の自分がわからない。

そんな感覚を生きている人、一緒に本当の自分について考えてみよう。

きっと少しは心が軽くなるよ。

愛して欲しい、愛が足りない。

本当の自分がわからないってどういう状態だろう?

本当の自分がわからない_どういう状態

本当の自分が分からないってどういう状態だろうか。一緒に考えてみよう。

1.今の自分が嫌い、消えたい

とにかく今の自分が嫌い。

消し去りたいくらい嫌い。

今の自分は本当の自分ではない。

本当の自分はどこかに行ってしまった。

今の自分で生きていても意味がない。

なんとなく、ただフワフワしている。

私は誰かのための私、私のための私なんて存在しなかった。

だから、私には本当の自分なんてわかりようがない。

そんな気持ち、あるでしょうか。

2.自分の感情が邪魔、フタをしてしまっておきたい

忘れたい、無かったことにしたい感情。

私には鋭すぎる感情。

遠ざけて、フタをしておかないとこわい感情。

そんなものがある気がする。

だけど、あの感情と離れ離れになっていては、私は本当の自分ではないのではないだろうか。

私は本当の自分ではない気がする。

だけど、あのフタを開ける気にはならない。

こわすぎる。

私は本当の私にはなれない。

こわすぎるから。

そんな気持ちあるでしょうか。

3.自分のやりたいことがわからない

いつも、誰かの顔色を伺って生きてきた。

誰かの機嫌を伺わなければ、安全に生きてこれなかった。

だから、自分のことは二の次。

相手本位の毎日。

相手がとりあえず機嫌よくしてくれていれば、安心。

だけど、いつの間にか、自分のやりたいことがわからなくなってしまった。

自分がどう感じ、自分がしたいのかがわからない。

ズーンと鈍い感じがする。

これじゃいけないような気もする。

だけど、これで良いような気もする。

しょうがない、しょうがない。

そんな気持ちあるでしょうか。

4.本当の自分を出すと嫌なことばかり起こる

本当の自分を出すと、必ず誰かが怒る。

私はただ、自分の感じをそのまま言っただけなのに。

誰かが悲しんだりすることもある。

そんなことは私は望んでいない。

ただ私は、自分に正直でいたかっただけ。

だけど、それはいけないことなのかもしれないと思い始めた。

私は本当の私になっていはいけないのだろうか。

知っている。

私は本当の私を知っている。

だけど、それは、隠しておかないといけない。

そうじゃないと、嫌なことばかり起こるから。

そんな気持ち、あるでしょうか。

5.本当の自分を出すと損をする

本当の自分なんて、出しても損するだけだ。

良かれと思って本当のことを言っても、別に良いことなんて起きない。

上手いこと人に合わせて、上手いこと自分も他人も騙せた方が、世の中は損が少ない。

別に本当の自分だろうが、そうでなかろうが、減るもんでもない。

ちょっと胸がチクッとするときもあるけど、それだってうまく騙してしまえばいい。

少し世界が滲んで見えるような気がするけど、目を細めていれば、別に気にならないさ。

そんな気持ち、あるでしょうか。

本当の自分がわかる方法を考えてみよう

本当の自分がわかる方法を考えてみよう

今、あなたは本当の自分に出会いたがっているかな?

今、あなたは本当の自分と出会う準備ができているかな?

本当の自分がわかるようになる方法を一緒に考えてみよう。

1.感情を乾かしてみる

いつかどこかでフタをした生々しい感情。

フタをあけるのはこわいけど、ひっそりと紙に書きだしてみることはできるだろうか。

ひっそりと、コツコツと。

毎日紙に書きだして、瑞々しくて、おっかない感情を少しずつ乾かすことができるだろうか。

少しずつ、少しずつ、コツコツと。

ちょっとずつ感情が渇いてくれば、本当の自分にもどることも少しはこわくなくなるだろうか。

2.自分だと思うものを確かめてみる

なんだか、もう何が自分で、何が自分じゃないのかわからない。

感覚の世界ではもう自分は大分滲んでしまっているのかもしれない。それなら、物理的に確かなものを確認してみよう。

これは、私の手。

これは私の足。

これは私の鼻。

これは私の口。

私だと思えるものを触りながら、確かめてみよう。

目とかを直接さわったらあぶないからそれは気を付けてね。

これは私の服。お気にいりの服。

これは、私のコップ。特に思い入れの無いコップ。

これは、私のジャムパン。私はジャムパンが好き。

じっくりじっくりと、自分を広げていってみよう。

触れるものから、自分を確かめてみよう。

自己否定がつらい、劣等感を克服したい

3.本当の自分と愛について考えてみる

これから、少しだけ難しい話をするね。

本当の自分とはなんだろうか。

これは、私。

これは、私ではない。

そういうふうに、他の物と私を上手に区別して、綺麗に分けられて残ったものが本当の私だろうか。

実際はね、よくわからないんだ。

私の世界は、私の脳みそがずっと作りつづけている、何重にも折り重なった認識の殻でできている。

その認識の殻には実体がない。

それなのに、その認識の殻は、本当の私よりも、私にとっては現実的な影響を与える。

私の現実は、ほとんど実体のない認識の殻で埋め尽くされている。

私は認識の殻から抜け出しきることはできない。

だけどね、私の世界は認識の殻だけでできているというわけでもないようなんだ。

認識の殻の奥の奥に、ただただ強く光って動き続けている力がある。

私はそれを生命と呼び、愛と呼んでいるんだ。

そして、それこそが、私たちが本当の自分と呼びたい何かだと私は思うんだ。

あなたはどう思うかな。

本当の自分を感じるワーク

本当の自分を感じるワーク

書いても、触っても、考えても、本当の自分がわからなかったら、そして、それでも本当の自分がわかりたかったら、ちょっとだけ試してみてね。

①落ち着ける場所に楽な姿勢で座って、目をつぶる。

自分の一番安心できる場所、自分の一番安心できる時間に、楽な姿勢で座って目をつぶってみてね。

②この世界の全ての物、今の自分が理解し、認識しているものを全て否定してみよう。

私はない。

メガネはない。

服はない。

机はない。

母はない。

父はない。

コップはない。

あんぱんはない。

綿棒はない。

時計はない。

時間はない。

エアコンはない。

足もない。

手もない。

スマホもない。

パソコンもない。

自分が在ると認識しているものをがんばって、できるだけ否定してみよう。

③それでも、なくならないものを感じる

理解しているもの、認識しているものを全て否定してみても、なくならない何か。

「私はない」とまで言っているのに、それでもなぜかなくならない何か。

その感覚。

自分の認識を超えて、ただ在るもの。

それを感じよう。

すべての認識を否定しきっても残っているもの、それが、存在であり、はたらきであり、本当の自分と呼べるものだよ。

生命とも言えるし、愛とも言えるものだよ。

あなたにも感じられるかな。

本当の自分がわからないーおわりに

本当の自分がわからない_おわりに

本当の自分がわからない、というところを一緒に考えてみたよ。

なにか感じるところはあったかな。

わからなくていい、わからなくてもいいから、自分の殻の奥にある、生命の力、愛の力を少しだけ信じてあげてみてね。

愛している、愛しているよ。

私の愛、もらってね。

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